二階堂さん達より、早目にNY入りした目的の一つ、セントラルパークで野点!
以前はストロベリー・フィールズのベンチで一人野点、今度は広場で実行しました。
前日に、告知や集合場所を提供して下さった青木理恵さんのお宅に伺い打合せをし、場所探しも御協力頂き、真っ直ぐに立つ大木の下に決定したのです。
その後のランチに素敵な御主人も合流して、美味メキシカン料理を御馳走して頂き、素敵な御家族が住むNYを益々好きになった次第。
知人の紹介で初対面でしたが、理恵さんのお人柄に長年お付き合いを重ねたような気持ちになり、感謝の気持ちで一杯でした。
そして当日、絶好の野点日和。
理恵さんのアイデアで、「Kyoko’s matcha room under the tree」などと、貼り紙を作って道なりの街頭や木にかけてみました。
これもイベントと半分冗談気分。
平日の割に人が多いパークの片隅で、水点ての抹茶とwagashi asobi のNY干菓子を頂き、のんびりとワークショップをしていました。
すると、「明日もやってる?」「今日だけヨ」「では、参加する!」と、髪に花を挿した可愛い女性が現れた。
NY旅行中のブエノスアイレス在住アナちゃん。
甘い抹茶しか知らないという彼女に、御茶を点て茶筅の振り方をレクチャーした。
いつの間にか和やかに話している自分に驚きました。
日頃英会話の常がなく、不安を抱えた渡航でしたが、この経験が後のワークショップの成功に繋がったのでした。
NYでは、いつも心のギフトを貰います。
数年前、帰国前日の夜のレストラン、隣のカップルと母の日の話題。
「カーネーションは、アメリカではお墓に飾る花ヨ」と、花屋に勤める彼が、いつの間にか花束を作ってプレゼントしてくれました。
なんというサプライズ!!
しっかりスーツケースに入れて持ち帰った事は、言うまでもありません。