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人生の節分

人生の節分

人生の節目のようにも感じる節分の日。
新しい年の始まり。

伊勢、出雲の旅や日々の茶の湯活動を通して気付いた事を、さらに表現していく年の初めの予感、なんだかテンション高いゾ!

先週、内田繁さん率いる、三千家混成チーム「岡傍会(オカビエ)」の新年会も兼ね、銀座一穂堂に展示中の1993年の作品「受庵」内で呈茶し合った。

銅製の釜蓋は滑り易く、水指の蓋は開けにくい、茶器の口の狭い事、フェルトの敷物で着物が引っ掛かる等々、内田デザインは茶人に工夫を強いる。
だからこそ、意地でも動ぜずに涼しい顔でお点前披露し、美味しいお茶を点てる事に集中する。

畳みが無いから、茶碗が扱いにくいから等と、稽古や茶会を断る先生達の話を聞くが、創意工夫で場を設え、もてなしを演出する事が、茶の湯の醍醐味ではないのでしょうか?

伝統にどっかと腰を下ろしていては、苔が生えるだけで新しい芽は育ってこない。
革新と伝統は表裏一体、自在に遊び無に戻す。
この潔い演出は、難儀ではあるものの毎回新鮮な面白さを感じている。

まるで夢幻能のようでもある..。
美しいネ!

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