休まない8月、などと息巻いたツケか8月下旬帯状疱疹を発症した。
噂に聞いていたあれが、左目から頭部に掛けて走った。
週末だった事もあり、すぐさま遠隔治療で痛みを和らげてもらい、あとは大人しく。
と言いたいところだったが、稽古も茶事の御招待も六本木稽古場2周年もやってきて、なんとか熟した次第です。
月の半分、六本木か世田谷で稽古かイベントをしている状況で、病いになるとはどういう事か思い知らされた。
寝込むほどの病いではないにしても、根を詰めると頭に激痛が走り、全力が出せない物足りなさでゲンナリしていた。そんな中稽古をする事は、稽古場を訪れ真摯にお点前する皆さんに元気を頂く事にもなり、ありがたさが身に沁みた。
世田谷稽古場の皆さんは、許状を手にして教えようとする意欲が高い。
六本木稽古場は、まだ2年とはいえ薄茶の点前の完成度が高まっている。
そろそろ合同でお茶会をしてもいい頃でしょうか?
来年辺りに企画しようか思案中です。
軸足をずらさないようお弟子さん達を大切に、それぞれが豊かな人生のためのお茶を身に付けて頂きたいと、心より思う次第です。
photo:ストックホルム郊外、アスプルンドの森の墓地の教会