3年前、大室さんの工房にある茶室を借りて稽古をしていた。
たった4回の設えだったが、すごく楽しかった事が懐かしく思い出される。
大室さんは、幻の技法と言われるパート・ド・ベールで、宝石のようなガラス作品を生み出している。
型を作って流し込む技法では、同じ表情の作品は二つと無く、だからこそ儚く愛おしくなるのかもしれない。
青山のDEE’S HALLで久し振りに会った彼女は、相変わらずシャイだけど自信に満ち溢れていて元気そうだった。
可愛らしい小花達の作品の向うに、モノクロームの新しい世界が広がっていた。
レースのランプシェードも、ほんのりと心を温かくしてくれそうで、印象的。
シンプルいいね!