習慣としている、早朝の抹茶一服。
香りと味をゆっくり入れて身体を満たし、花達の手入れをする事で心を満たす毎日。
今夏は花も野菜も絶やさないよう、次々と苗を植えた事で、目に一杯の花々が咲いている。中でも朝顔の発育の速さには驚かされる。毎日チュウブ上の大輪を咲かせては落ち、咲かせては落ちを延々と繰り返している。
根をしっかり張り、弦の先端まで養分を送り繊細で大胆な早朝の開花、昼には萎み数日後には落ちる。
「明歴々露堂々」の禅語を思い出す。
真実がありありと眼前に現れ、淡々と繰り返す、人の生き方も同じだナァ~と花が師匠の毎日の講義です。