久し振りの上天気、山積の仕事をほおり出して、ギャラリー散歩に向かった。
都立大学「タイヨウのした」、初めてなのになぜか懐かしいお店。
陶芸家の田中啓一さんの記号のような花器が、音符のように壁に踊る。
掛穴が田中の「田」ですと、サインと穴が一緒ってキュート!
「麻布十番ギャラリー」二階堂明弘展、目に障害のある女性が、作品一つ一つを手に取って、肌触りを確認している光景が印象的だった。
上に高い作品程心情が出やすく、揺れてしまうというお話等々、今年はいろいろあり過ぎたネ、としみじみ話す。
最後に銀座「おかりや」安部宏展、残念ながらご本人にはお会い出来ず、でも静謐で丁寧な作品を手に取りながら、ゆっくり鑑賞。そして実に6時間の散歩終了!