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雲間の月に想う。

雲間の月に想う。

頻繁にワークショップのお知らせを発信しているので、いつも忙しそうだネ?と言われるが、全然?!である。
好きな事でバタバタの毎日は、とても充実していて
「心を亡くして」いる暇は無い。

皆さんのお陰で、世田谷の稽古場も充実、テーブル・スタイルのワークショップも御好評を頂いている。
ワークショップの進行内容は、そこに集う方達の顔ぶれでドンドン変化していき、皆の楽しそうな視線を受けて、私自身がより熱を帯びる、そんな様である。

茶の湯の入り口に立って、初めて扉を開く皆さんの不安を払拭し、人生を豊かにする舞台装置だヨ~と、言い続ける。毎回全力疾走だが、終わった後は心地いい風に吹かれている気分になる。

例えば春の桜、夏の雲、秋の月、冬の雪ひら..。上を仰ぎ見るその先に、今だったら、冴え冴えとした雲間の月を見る。自然、宇宙との一体感、心の内の宇宙を思う。

生きて触れ合う気持ち、眺める景色、それを意匠化して室内にアレンジした装置が茶の湯である、と私は思う。略盆点前の盆の上にも宇宙があるのだ。宇宙と自分とのコラボ、面白いでしょ?!
だからいつも疾走中。このマラソン、かなり気持ちいいのだ!
でも決して酸欠じゃないヨ!

photo:奈良美智(横浜美術館所蔵)

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