6/18真夏日。昨年に続いた、「侘びと今 ー輪ー」の結果報告。
3月の壮行茶会で4名を送り出し、NY現地でワークショップやパフォーマンスを実施して、帰って来た彼ら。
陶芸家二階堂明弘、華道家平間磨理夫、書家根本知、和菓子作家坂本紫穂。
そして、名酒「七本鎗」酒造の若き後継者。
それぞれに収穫があったようで、まずは良し。
それもこれも、現地在住の茶道家森宗碧さんと旦那様の絢也さんのお人柄と在NY5年の歳月があっての事。
クラウドファンディングで集めた資金で、渡航費、宿泊代、二階堂作品の輸送費を賄い、その他はボランティア(絢也さんの人件費、宮濱さんの撮影費、n-MAKEのwebデザイン及び管理費、傳田社中の人件費、運営費等)だった。
結果としてどうだったのだろう。
茶会の最中に、裏方でスマホに夢中の彼らの姿を横目で見ながら、次回は無いな~と思った次第。
茶会という舞台装置を使って、最後を締め括るのだったら、やはり下手でも自分達が、亭主でも半東でも運びでもやってお客様をもてなすべきだと思う。
反省すべきは、彼らを甘やかした自分である。
茶の湯は、多様のモノを一つのステージに乗せ易く、趣向の範囲も自在だが、それ故に派手や陳腐なモノになっては本末転倒。
三席終わった頃には、すっかり脱水症状で大変な事になっていた。クワバラクワバラ!