Ippodo Gallery NYの一等地への移転、そしてグランドオープン。
サポートの為急遽決めたNY行き、銀座一穂堂とのご縁は、2002年のミラノ・サローネまで遡る。
内田繁氏率いるチームの展示と新作の茶室「山居」のお披露目の為の呈茶。その現地で青野恵子さんと遭遇した。
その長女の祥子さんが単身NYに飛んで11年。展示企画はもちろん彼女の努力が実り、夢の移転となった次第。
2009年だったか、NYのホテルのバーで共に頑張ろう!と威勢が良かった私達。
10/10の当日、松原賢氏の空海「日月」展の初日は大盛況で、フロアが人でいっぱいになっていた。
立礼卓に切れ目なく座すゲストの方達に呈茶を続ける、心は静かに満たされ、茶碗を手渡しながら「Enjoy!」。
私が且つてニューヨーカーに貰ったメッセージを、今度は私がお返し出来たかしら? 内田さんから頂いたご縁に報えただろうか? ひたすら無心。
深い気付きと充足感で家路に付く、不思議に疲労感は無かった。
後日大好きなカフェ・サバスキーで見た光景、素敵にお洒落したココ・シャネルのような女性と老齢な男性のデート。
これがNYの憧れのワンシーン。ちょっとピンボケだけど。
やっぱりNYが好き!