名古屋。修学旅行と蜷川演劇鑑賞以来､三度目の彼の地｡

皆さんに薦められたギャラリー､｢feel art zero｣に向かう｡
古紙の紙縒りや銀等で作られたオブジェのような､木場淑江さんのジュエリー､そのバランス感覚に溜息。
オーナーのお母様がとても丁寧に説明して下さった。
2～4階にも個性的な店が入っていていい時間を過ごしました｡

翌朝､東山公園の桜回廊で多種の桜を堪能する。
青空に薄濃色の春色が輝いていた｡
こんな週末は何処にいても､皆の幸せぶりが素敵で観ていて飽きません。

そして､奈良の金工作家中村友美さんお薦め､｢コーヒーカジタ｣でコーヒーとモンブラン。
普段あまり口にしないコーヒーですが､店主の淹れるブレンドの優しい香りと味にホッと一息｡
緑色のコートを着た私に合わせて､アンティークの緑色カップが登場した時は可笑しかった｡
寡黙な店主の饒舌な意思表示を見た気がした。

最終日､facebook 繋がりの同流儀の茶人が､ハンサムウーマンの茶人を紹介して下さり､
楽しいランチを共にした｡お茶繋がりも益々広がりつつあります｡

帰京前にもう一軒と､｢hase｣に向かう｡木工作家の小山剛さんもお薦めのギャラリー｡
シンプルな装飾の店内で須田二郎さんの樹の作品たちが迎えてくれた｡
ワークショップでデヴューさせようと､松材の平皿を頂き旅の思い出とした｡

4泊5日の伊勢詣りツアー､神に詣で､心の声を聴き､美を愛でて､美味を頂き､共に笑う。
良い旅の機会を頂いたものです｡ めでたし！

photo:コーヒーカジタのモンブラン