初めての試み、裏千家アヴァンギャルド茶会との、合同茶会。
同じ稽古場を共有するチームとして、やってみよう!と言ったのが夏?
そして10/19,20の二日間、亭主側もお客様体験をしてみたり、いろいろ思い切って遊んでみた。
アヴァ茶の近藤チームは、お得意のテーマ「宇宙」で、れんぴかチームは、「ツキを恋ふる」とした。
強力な助っ人として、鳥すきの「ぼたん」やスペイン大使館での料理長経験という、異色のプロフィールを持つ笠間の陶芸家、穂高隆児さんが自ら制作した器に季節の点心担当。
アヴァ茶の影の屋台骨、「はーい!和菓子部」の面々が、作りたてホヤホヤの創作和菓子を担当と、かなり凝ったラインナップとなった次第。
茶箱の複雑なお点前を仕組んだり、地球茶碗に、太陽の水指、月の茶入、床には久し振りのワビーニョとサビーニャがお母様と鎮座し、映像が床掛けだったりと楽しいアヴァ茶のしつらえ。
一方、れんぴかチームは、内田デザインの風炉釜、銘「雨にむかひて月をこひ」や書家鈴木猛利さんの「水急不流月」(水急にして 月を流さず)で月に想いを寄せつつ、ツキを恋ふる=ラッキー・フォーチュンの意も加えて、5色の餡入り「ツキ饅」や、5色の茶碗で陰陽五行の宇宙観を忍ばせてアヴァ茶とトーンを揃えてみたり。
小間と立礼の間を交換して、それぞれのお点前を披露した二日間。
おまけに二日目はかなり強い雨の中、大勢のお客様に御参加頂き、感謝の念に堪えません。
れんぴかチームは、7名がお点前デヴューをし、茶会全体の段取りや運び等の難しさや面白さを知ってくれたようで、まずはスタートラインに立って、日々精進あるのみですネ!
皆様お疲れ様でした!そして心からありがとうございました!
photo:点心席で御挨拶の穂高さん